
ケース番号 64 — 正しい判断か、それとも狂った判断か
ザックはいつも女性関係で問題があった。彼の現在の彼女のマルタは「たいへん」だと彼はいっていた。彼女はとてもアーティスティックで、楽しい性格で、社会性や政治に関してザックと同じ考えを持っていた。また、今まで付き合った女性とは違って、マルタは色々な面で彼を受け入れてくれていた。ザックは彼女と一緒にいて楽しかったが、彼女のことでどうしても受け入れられないこともあった。例えば、彼女はマリファナをすっていた…

ケース番号 65 — 屈折した親子のつながり
キャシーの母親はかなり情緒不安定だった。子供の頃、彼女の母親はいつも子供達を非難し、子供達に対して攻撃的で、何かあるごとにキャシーと兄弟達のせいにしていた。彼女は子供達の心を傷つけ、また子供達が母の愛を必要としている時にもそれを与えることができなかった。そのような情緒不安定でいつも怒りに満ちた母と暮らすのはとてもつらかった。しかし母は時には気前がよく、優しく、子供達の身の回りの必要を世話することも…

ケース番号 66 — おもいっきり殻を破る
ピングは自分がどのような家庭で育ったかを話し始めた。彼女の祖父母は男の子がほしかったので、彼女や女兄弟のことはどうでもよいかのように扱われた。 また、彼女は両親からも愛を感じ取ることができなかった。彼女の母親は彼女を育てたが、愛情表現には乏しかった。また父親は彼女のことを抱きしめることはしなかった。 彼女が8歳のときにおきたある事件について話してくれた。母が彼女に着替えをさせていたのだが、ピングは…

ケース番号 67 — 古風な結婚生活か、それとも「今風」の結婚生活か
ハンとユエンは婚約をしていて、彼女は35歳、彼は43歳だった。彼らは二人で解決できない意見のぶつかりあいがあり、私のところに来たのだった。それは、ハンは結婚した後も母親が一緒に住むことを希望していたのだが、ユエンはそれに絶対反対していたからだ。 私は二人のことをもう少し詳しく聞いてから、結婚にあたり一番心配なことは何か、と聞くと二人ともこの問題が一番大きな心配ごとだと答えた。 しかし、彼らは結婚に…

ケース番号 68 — 苦痛を伴う「事実」
マンディーとブライアンは夫婦カウンセリングのために私のところへきた。彼らの結婚は今、危機的な状態にあった。15年の結婚の末、二人の子供も与えられていたが、ブライアンは(4回目の)不倫をしていた。マンディーは40歳という歳で、がんばって結婚生活を守ろうとしていた。彼女は絶対に離婚はしたくなかったのだ。ブライアンはしぶしぶついてきた。 ブライアンは慎重で用心深く、すぐに心を開いてくれなかったので私はま…

ケース番号 71 — 3つの願い
サマンサはビジネスウーマンとして成功していた。でも、なかなか生涯のパートナーを見つけることができなかった。彼女は、自分はビジネスを頑張るか、パートナーを探すか、どちらかひとつにしか集中できないという問題を抱えていた。 彼女はこのことでとても苦しんでおり、とてもみじめな思いをしていると言った。彼女はなかなか良い男性に出会うことができなかった。 彼女の話を聞けば聞くほど彼女の嘆きがよく分かってきて、本…

ケース番号 72 — 痛みに対しての解毒剤
サマンサはビジネスウーマンとして成功していた。でも、なかなか生涯のパートナーを見つけることができなかった。彼女は、自分はビジネスを頑張るか、パートナーを探すか、どちらかひとつにしか集中できないという問題を抱えていた。 彼女はこのことでとても苦しんでおり、とてもみじめな思いをしていると言った。彼女はなかなか良い男性に出会うことができなかった。 彼女の話を聞けば聞くほど彼女の嘆きがよく分かってきて、本…

ケース番号 73 — 相手を通して自分の気持ちをしる
マルタはカウンセラーだったが、とても理性的な人で、自分自身の気持ちを理解することがなかなかできないと嘆いていた。 私は、まず今ここにいること、こうして会うことにより何を感じるかにフォーカスすることにした。それは具体的には、今こうして私と会うことにより何を感じるか、私たちの「触れ合い」は彼女にとってどのようなものであるかという質問だった。私は彼女に質問するごとに自分の気持ちも話した。 次に部屋を見渡…

ケース番号 74 — 癒しの手を受け入れる
私はアナベルが自分の人生や人間関係について詳しく語ってくれて非常に助かっていることを話した。私たちはお互い相手の話を聞く事ができ、お互いの価値観を共有することのできる場を私は提供するようにした。なので私はカウンセラーという立場はおいて、自分も色々なことを打ち明け、自分の価値観と行動、他の人に対しての気持ちや相手に何かをしてあげることの中で自分がどう思うか、また自分自身の必要や自分ができることに限り…

ケース番号 75 — 自分の想い、人からの期待
ブリジットは18年共にいる夫との間に諍いがあったので、私に会いにきた。それは彼女は両親に一緒に住んで欲しいのに、夫はそれを嫌がったからだった。 そこで私はいつも通りクッションを2つ用意し、一つは彼女に、もう一つは夫に見立てて「会話」をすることにした。 「会話」をすすめていく中で分かったことは彼女は幸せな家庭を築いていて、自分だけが幸せな想いをしているようで、両親に対して罪悪感があること、また両親の…