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ゲシュタルト療法の実際のケーススタディを日本語で解説します。
ケース番号 32 — 自分の今持っているものを活用する

ケース番号 32 — 自分の今持っているものを活用する

ダイアンは気がかりなことが2つあった。まず一つめは12歳の息子が、彼女が望んでいるほど勉強をしていなかったことだった。 私は息子さんの成績に関して、数字をつけるとしたらどれくらいか聞いたところ、彼女は6か7と答えた。息子さんが宿題をやっているか、という問いには、きちんとしていると彼女は答えた。しかし、優秀な学校に入るためには優秀な成績が必要なので、彼女はプレッシャーを感じていた。 彼女との対話で、…

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ケース番号 33 — 包み隠さず心を開く

ケース番号 33 — 包み隠さず心を開く

ジェームズは一週間休みもなく働き、よく他の都市へ出張のため飛んだりしており、金曜日には疲れて家に帰ってきていた。そのため、彼はいつも家に帰ると、妻と子供達が彼を待っている「憩いの場所」を求めていた。 しかし彼の妻はトップレベルの人事マネージャーとして働いており、ほとんど家を出ていることが多かった。彼は自分の気持ちを彼女に伝えると、彼女は自分の仕事も大事だし、彼の気持ちの整理は彼女の責任では無い、と…

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ケース番号 34 — コンタクト法(ひと触れ合うこと)と正直さ

ケース番号 34 — コンタクト法(ひと触れ合うこと)と正直さ

ネーソンは体格の良い男性で、気配りがうまく、その場にいると存在感がある人だった。 彼の抱えていた問題は人と正直になることができないということだった。 ネーソンは人とほとんど喧嘩をしたり、口論したりすることがなかったし、仕事や家でもおおらかな人だった。 彼が子供の頃、兄と姉が良く激しい喧嘩をしていた中、ネーソンは「良い子」として育ってきた。子供のころ、ネーソンを大きく影響した出来事がいくつかあった。…

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ケース番号 35 — 元旦那に対しての怒り

ケース番号 35 — 元旦那に対しての怒り

マリオンは離婚後、元夫と親権について同意できずにいた。しかし、彼女と話すなかで、彼女が抱えている問題はただそれだけではないことが明らかになってきた。彼女の抱えている問題は元夫への不満と未解決の心の問題などであった。 私は彼女とのカウンセリングをすすめる前に、彼女が私を見る時鋭い目つきで見ていて、それがかなり印象的であることを伝えた。更に、彼女に「私とあなたの元旦那さんの共通点は男性だということで、…

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ケース番号 36 — 無感覚だった女性

ケース番号 36 — 無感覚だった女性

ブレンダは自分のアイデンティティが明確で無いということで悩んでいた。彼女は他人との間に適切な境界線を作れないということと、相手にいつも調子を合わせてしまうということで悩んでいた。 また彼女は内向的で、あまり写真を撮られたり注目を浴びたりすることを好まないということから、私は人前にさらされること(恥辱)に対し何か心の問題を抱えていることを察し、セラピーを行う上でいつも以上に注意し、彼女の心の動きに対…

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ケース番号 37 — 「刺す槍」と「守る槍」

ケース番号 37 — 「刺す槍」と「守る槍」

セリアは見た目から30代だと思ったが、彼女は実際は51歳で子供もいた。私がびっくりしたのは彼女の波乱万丈の人生にも関わらず、彼女はとても落ち着いた表情をしていて、恐らくそこから彼女の若々しさが出ているのだろう、と察した。 私はこれらのことを深く探る余裕はその時にはなかったが、今後彼女のセラピーに活かせると思い、覚えておくことにした。クライアントと会ってすぐの印象を自己分析するのは、とても大切なこと…

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ケース番号 38 — 何をしても失敗する女性

ケース番号 38 — 何をしても失敗する女性

ジェマは挫折というものを恐れていた。彼女は何をしても失敗したのだ。一つの会社では5回も事故をおこし、他の会社では計算ミスをしたり、等々、彼女は自分が失敗ばかりしている話を延々と続けた。私は彼女の話を聞きながら、少し身構えた。彼女は延々と失敗談を語り、泣き崩れ、私は彼女と何時間いたとしても、何の解決も見出せないような気がした。彼女は両親との問題についても話し始めた。それは、彼女は両親の家を出た後のこ…

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ケース番号 39 — 我の強い花屋さん

ケース番号 39 — 我の強い花屋さん

私がセラピーセッションでボランティアを募った時、フランは席から飛び上がるようにして反応した。前回も、彼女が一番最初に質問をした人だったことを私は覚えていた。 彼女に色々と質問をするよりも、まず彼女と私の共通点を探ることにした。彼女は、誰かが何かをして欲しいと言った時に、よく最初に手を挙げるとシェアしてくれた。私は彼女に、私もそうであるということを打ち明けた。こうすることでわたしたちに共通点ができた…

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ケース番号 40 — 支えが必要だけど、自立することも必要

ケース番号 40 — 支えが必要だけど、自立することも必要

マーサは涙をこらえながら唇を噛んでいた。私は彼女が涙をこらえていることを言うと、彼女は自分の気持ちを抑えているのだと言った。私は彼女に、深呼吸をし、今ここにいることを感じるように促すと、彼女はもっと涙がでてきた。 彼女は涙を流しながら、長く、苦しい、今までの経験を話してくれた。彼女の父親は他の都市で仕事をしていた。彼が離れている間、マーサと、母親と彼女の兄弟は小さな町へ引っ越し、マーサは母親の両親…

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ケース番号 41 — 邪魔なクライアント

ケース番号 41 — 邪魔なクライアント

フランシスはとても耳障りな咳払いをしていました。彼女と会った時、私もその咳払いが気になったので、それを彼女に伝えると、「この咳をする度に人に嫌な目で見られるんです」と彼女は言った。わたしは、「うん、その咳は少し気になるね」と彼女に答えた。 そこで、わたしたちは「妨害」というものを探求することにしました。私は、人を「邪魔する」良い方法もあるということを説明しました。例えばコメディアンはその例の一つで…

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